永野清仁(ながの・きよひと)准教授
- 出身地: 神奈川県
- 最終学歴/学位: 東京大学/博士(情報理工学)
- 研究室: 10号館605
- 所属学会: 日本オペレーションズリサーチ学会,情報処理学会
- 専門分野: 最適化理論,機械学習,ネットワーク最適化
- 担当科目: 情報の数理,データ解析D(データマイニング),データ構造とアルゴリズム,学びのリテラシー(1),(以下大学院)社会実証特論II,情報処理特論
現在の研究テーマ
- 数理最適化による問題解決
- データ解析のための機械学習手法の研究
- ネットワークなどの離散構造に関するアルゴリズム研究
代表的な研究業績
- 河原吉伸・永野清仁『劣モジュラ最適化と機械学習』講談社,2015年12月
専攻分野・研究内容紹介
多くの候補の中から最も良いものを見つけることは「最適化」とよばれます。人間関係 やインターネット、道路網など世の中の様々な対象は抽象的にネットワークとして扱うこ とができます。ネットワークのような離散構造に対する最適化理論に基づいたアルゴリズ ムを開発するとともに、その手法を機械学習のような人工知能関連分野などに応用する研 究に取り組んでいます。
最適化理論の一番の魅力はその汎用性です。私の研究している最適化を駆使した離散構 造解析は、例えば、機械学習やデータマイニング、通信システム、交通網など、幅広い領 域において有用な技術となっています。最適化の理論は数学的な面白さ・奥深さと現実社 会における重要性の両方を持つ分野です。