北軽井沢コンソーシアム協議会における共同調査研究

北軽井沢コンソーシアム協議会における共同調査研究

社会情報学部は群馬県長野原町と平成21年4月27日に契約を締結し、社会情報学研究センターが主任研究員森谷教授を代表者として、長野原町北軽井沢地区の活性化に関する共同調査研究を行うこととなりました。

北軽井沢コンソーシアム協議会設立総会

5月18日(月)に長野原町北軽井沢地区の「みるく村」で協議会の設立総会が開催されました。
北軽井沢地区住民や北軽井沢観光協会、長野原町商工会、JA、地元市民活動団体などの出席がありました。

富山学部長からは、社会情報学部が参加する趣旨、協議会の基本的な在り方、学部関連事業の今後の計画などについての話をしました。



第1次公開講座の開催

移動開設型サテライト大学院公開講座「地域づくりと意思決定プロセス~北軽井沢の活性化を事例として~」(北軽井沢コンソーシアム協議会と群馬大学大学院社会情報学研究科の共催)が、6月25日(木)と26日(金)の2日間にわたり、長野原町北軽井沢地区の「みるく村」で開催されました。
(詳細はリーフレットをご覧下さい。)

応募のあった24名の町民等が、5グループに分かれ、熱心に公開講座に参加しました。

講座では、北軽井沢地区活性化のためのビジョン、阻害要因、その克服方策について「集団討議・構造化手法」(YT法)を用いて実践的に討議しました。

討議の成果は、北軽井沢コンソーシアム協議会に報告され、協議会の今後の活動の参考となることが期待されます。同時に、公開講座で学んだ討議手法が参加者の今後の活動で活用されることが期待されます。



学生による現地調査

9月16日から18日まで、学生による北軽井沢地区の現地調査が行われました。これは、コンソーシアム協議会での、サイン・案内板検討および地域情報誌発行に係る調査を、「若者の視点」で行う目的で実施されました。

また、9月30日には、その成果を地区住民のみなさんにお知らせする「中間報告会」で学生が報告を行いました。



第2次公開講座の開催

6月に開催した公開講座に続いて、移動開設型サテライト大学院公開講座「地域づくりと意思決定プロセス~北軽井沢の活性化を事例として~」の第2次公開講座(北軽井沢コンソーシアム協議会と群馬大学大学院社会情報学研究科の共催)が、12月3日(木)と4日(金)の2日間にわたり、長野原町北軽井沢地区の「みるく村」で開催されました。

この第2次公開講座は、6月の公開講座参加者からの強い要望により開催されたもので、第1次とは異なる参加者28名の町民等が、4グループに分かれ、北軽井沢地区活性化のためのビジョン、阻害要因、その克服方策について「集団討議・構造化手法」(YT法)を用いて実践的に受講しました。

第1次公開講座の成果と合わせて、今後、北軽井沢地区活性化の活動で活用されることが期待されます。



今後の予定

北軽井沢地区の小中学生に同地区の10年後の姿についての作文をお願いする予定です。そのとりまとめと地域情報誌の製作を今後行い、提言へと結びつけていきます。