社会情報学部(社会情報学科)の目的
情報化の進展により社会が求める人材像が変化し,情報通信技術(ICT)を活用して社会・組織の革新を生む人材が求められるようになってきました。 社会情報学部は,メディア,コミュニケーション,情報をキーワードに,1学科3ディレクション制で構成されています。
社会情報学部では,メディア,コミュニケーション,情報についてしっかり学び,研究する力やコミュニケーションのスキルを身に付ける科目をすべての学生が学びます。 高度情報社会の課題を発見し,その解決策を科学的な思考と実践的な情報処理やデータの収集・分析によって提案できる人材を養成します。
社会情報学部(社会情報学科)の特徴
- 厚い共通科目
コア科目やリサーチスキル科目などの,社会情報学部での学修の基礎となる科目をしっかり学びます。 - ディレクション制
ディレクション制をとります。入学後,進路希望に応じた3つのディレクション(メディアと文化,公務と法律,経済と経営)の中から,自ら学修を深めるべき方向性を決めることができます。 - 課題解決型授業(Project-Based Learningとも呼ばれます)
教室で座って講義を受けるだけでなく,解決すべき課題に受講者が主体的に取り組む授業形式を取り入れます。 - 選抜型「データ解析プログラム」
リサーチスキル科目を重点的に学び,ビッグデータの時代にふさわしいデータ解析の力を着実に身につけるプログラムを提供します。
ディレクション制
プロジェクト科目
Project-Based Learning(課題解決型授業)と呼ばれており,解決すべき課題に対して,グループごとに実践的に取り組む新しいタイプの授業形式です。 課題解決を通して,課題発見・解決能力,批判的思考,企画力,管理・コラボレーション能力などを育成します。
- ディレクションごとの「プロジェクト科目」
ディレクションごとに設定された,そのディレクションに相応しい今日的なテーマの課題解決を目指します。(例:情報産業の革新) - ディレクション横断型「プロジェクト科目」
複数のディレクションにまたがる今日的なテーマの課題解決を目指します。(例:ソーシャルメディア時代のプライバシー保護)
選抜型「データ解析プログラム」
高度情報社会に溢れる大量のデータを解析する基礎を身につけるため,データ解析に興味を持つ学生に提供するプログラムです。 データ解析手法を活用できるだけでなく,解析すべき問題を"発見"できる人材を養成します。 いずれかのディレクションを履修しながら研究方法やデータ解析手法,情報処理スキルを集中的に学修します。
- 選抜方法・修了証
1年次の後期に前期成績,志望理由書,面接などに基づいて10名を選抜します。修了後にはプログラム修了証が授与されます。 大学院科目の先取りができます。
グローバルフロンティアリーダー(GFL)育成コース
教育学部と連携して平成27年度から始まっています。「世界に学び,それを地域に展開する能力だけでなく,地域に学び,それをグローバルに展開する能力を持つ人材」を養成します。 1年次の夏休み前に,英語検定試験(TOEIC,TOEFLなど)のスコア,前期成績,志望理由書,面接などに基づいて10名を選抜します。 具体的な内容は以下の2つから構成されています。
- 関連分野の授業の履修:社会情報学部・教育学部開講の専門科目,教養教育開講科目(外国語,言語・文化,国際,地域,多文化共生など)
- 各種行事への参加:交換留学,海外短期研修,インターナショナルキャンプ,留学生交流会,特別講義・講演会
入学から卒業に至るまでのプロセスを図で表すと,以下のようになります。
カリキュラムに関する詳細を図で表すと,以下のようになります。