劉 雪爍

物事を多面的に捉える能力を養う-有意義な留学生活を送る秘訣

劉 雪爍(修士2年生)

 

 

 

1.志望動機

 私は中国の大学で行政管理学を学んでいました。そこで、社会心理学分野に興味を持ち、より深く学びたいと思い、大学院進学を決めました。大学院を選ぶ際に、本研究科では、社会学、文学、情報学など、幅広い学問領域を持つことを知り、この研究科のもとで社会心理学の研究を行うことに強い魅力を感じ、志望しました。多様な分野を学ぶ中で自分の視野を広げ、ものごとを多面的にとらえる思考力を身につけることができるのではないかと思っております。例えば、私の研究テーマである購買行動の影響要因に関して、対人・説得コミュニケーションや購買意思決定など、様々な視点から研究することができます。これらの理論を学ぶことで、自分の研究に取り入れるべき要因を発見することができたり、より適切なアプローチ方法を探し出したりすることができると思います。

2.現在の研究テーマ

 修士論文ではソーシャルメディアにおける有名人の投稿がフォロワーの購買行動に与える影響に着目し、社会心理学の視点から研究していこうと考えています。購買行動の影響要因に関する研究は、これまでほとんど広告コミュニケーションや消費者心理学から論じられてきました。しかし、ソーシャルメディアを活用し、フォロワーやファンたちと交流する有名人が増えており、それに伴って、広告の影響という枠組みで捉えることのできない影響様式が、消費者という枠組みで捉えることのできないフォロワーの購買行動に表れはじめていると考えています。現在、こうした現象について指導教員と相談しながら研究を進めています。また、自分の研究分野だけでなく、ほかのさまざまな研究分野の先生も多数おられるため、社会情報学研究科ならではの指導を受けることができます。

3.大学院内外での現在の生活

 学内では、指導教員の実習授業のTA(ティーチング・アシスタント)を務めています。実習を通じて、指導を行う側の体験を積むと同時に、専門知識を身につけることができています。また、大学のチューター制度を利用し、会話練習や文章のチェックなどの日本語支援をチューターから受けています。ゼミでは、仲間たちと交流しながら専門分野を深く学ぶだけでなく、去年の夏休みに同ゼミでお世話になっている日本人学生さんと一緒に香港旅行に行きました。とてもいい経験であり楽しい思い出です。

学外では、様々な活動に積極的に参加していました。例えば、留学生弁論大会に挑戦し、優秀賞を獲得しました。また、大学の推薦で民間奨学財団の給付奨学金を受給しております。その財団の活動の一環である毎月の例会に参加し、留学生として国際・文化交流を行なっています。学内外の支援のおかげで、有意義な留学生活を送ることができるため、日々感謝の気持ちを抱いております。

2019.7