
社会情報学部研究論集第12巻(2005)
【原著論文】
- 福島光義「ディケンズの『互いの友』におけるテムズ河について」 pp. 1-12.
- 末松美知子「『オセロ』上演における舞台設定:1980年代以降の日英の上演を中心に」 pp. 13-21.
- 柿本敏克・細野文雄「コンピュータディスプレイ上での回答に特異性はあるか:電子調査と質問紙調査の比較」 pp. 23-34.
- 南谷覺正「ジェイムズ・ジョイスの「土」」 pp. 35-53.
- 小林徹「ゴシックの侵略:擬似ロマン主義的自伝としての、ジェームズ・ホッグ、『義とせられたる罪びとの私的な回想と告白』(1824)」 pp. 55-68.
- 伊藤修一郎「政策革新と政府間関係:景観条例・景観法制定をめぐる中央地方関係」 pp. 69-88.
- 松宮広和「近時のアメリカ合衆国におけるケーブル・モデムを経由するブロードバンド・インターネット・サービスに対する規制をめぐる議論について:Brand X Internet Services v. FCCが再提起する問題を中心に」 pp. 89-111.
- 中島照雄「CSR(企業の社会的責任)と無形資産の一考察:社会情報と社会関連会計について」 pp. 113-130.
- 杉山学「ゲーム理論に基づいたDEAモデルに関する一考察」 pp. 131-143.
- 小特集:日本における情報化と「怖れ」(平成14年度社会情報学部総合科学型プロジェクト研究報告) pp. 145-146.
- 小林徹「光の暗黒面:『ウルトラマンティガ』(1996-97)と情報社会」 pp. 147-163.
- 山内春光「神戸事件:少年Aと母の「怖れ」」 pp. 165-178.
- 高山利弘「失われる「怖れ」について:〈老い〉をめぐって」 pp. 179-191.
- 伊藤賢一「怖れを共有する社会:リスク社会論の可能性」 pp. 193-210.
- 井門亮「「おそれ」に関する表現の日・英語対照研究」 pp. 211-228.
- 荒木詳二「教養主義の諸相:日本とドイツにおける教養主義」 pp. 229-246.
- 南谷覺正「情報社会と「教養」」 pp. 247-267 .
《小特集:日本における情報化と「怖れ」》
【研究ノート】
- 黒須俊夫「メディア人間論の構図(3):道具とメディア人間〈2〉」 pp. 269-288.
【資料】
- 落合延孝「北国周遊の史料紹介(1):森村新蔵「北国見聞記」巻之一より」 pp. 289-314.