1. 東海大学との交換留学制度について
- 期間
- 1年(2月または9月から)または半年
- 人数
- 1~2名
- 授業料
- 授業料は不徴収。台湾への渡航費、宿泊費、生活費などは自己負担。
- 宿泊施設
- 寮(半期NT$9,600)または学外のアパート(月NT$3,000)。※過去のデータによる目安
2. 台中市について
台中市は台北から南西186キロ。人口約88万人。台湾で最も気候に恵まれていて、年間平均気温は22.4度。繁華街には、端から端まで15分程の小さなエリアにデパート、飲食店、映画館、ホテルなどが集まっています。東海大学は台中駅から10キロほどの所にあります。中正国際空港(台北市)まで成田から飛行機で約3時間50分。空港から台中市までバスで約2時間。
3. 東海大学について
東海大学は、1955年に台湾で最初の私立大学として設立されました。台中市西部の高台に広大なキャンパスを抱え、6つの学部(文学院、理学院、工学院、管理学院、社会科学院、農学院) から構成され、14,500名の学生が在籍しています。また、東海大学は、台湾でもっとも有力な総合大学の1つであり、歴史のあるキリスト教系の大学として、その地位を確立しています。
履修可能な授業
東海大学での授業に参加できるほどには中国語が使えない場合、華語教学中心(中国語教育センター)での中国語教育がメインになりますが、学部の授業の履修も可能です。また各学期に10科目程度の英語で開講される授業もあります。全履修時間数は、週25時間まで。
講義日程
- Fall Semester: 9月中旬~1月(16週間)
- Spring Semester: 2月中旬~6月(16週間)
4. 語学センターの中国語の授業について
レベルは、BASIC/INTERMIDIATE/ADVANCEDの3つに分かれ、必修の授業が1日2時間、週10時間。それに加えて選択の授業も開講されています(春・秋学期中は無料)。
7月上旬~8月下旬には、夏学期の授業(有料)も開講されています。
5. 語学センターの中国語の授業について
東海大学で履修した授業の単位は、群馬大学の単位として認定されます。単位認定の詳細は「交換留学制度とは」のページを見てください。
6. その他
- 東海大学のHP(英語)
- 中国語教育センターのHP(日本語)
- (英語/日本語)台北駐日経済文化代表処のHP
東海大学への出願は中国語の既習者のみ可能です。東海大学は、中国語初級者も受け入れていますが、授業などで中国語を履修していない学生は、授業を聴講したり、テレビ・ラジオの中国語講座などを活用したりして、中国語を学習しておいてください。
なお、出願条件には含まれませんが、以下の中国語検定にもチャレンジしてみてください。
- (日本語)日本中国語検定協会中国語検定
- (日本語)HSK
社会情報学部事務室に東海大学のパンフレットがあります。 出願に関しては、保証人(保護者)、ゼミ担当教員(アカデミックアドバイザー)の了解を得ておいてください。
東海大学派遣学生より
学生1
私は日本でほとんど中国語の勉強をしないまま台湾に来たので、2ヵ月半経った今でもまだまだ困ることはたくさんあります。ですが、英語と違いこれまでほとんど未経験の言語を勉強するのはとても楽しいです。
中国語以外にも、学校で知り合う世界中からの人達や、とても親切な台湾の人、台湾ならではの活気に溢れた街並みなど、ここには興味深いものがたくさんあって、毎日刺激を受けながら充実した留学生活を送っています。英語や中国語の能力は問われないので、誰にでも台湾に来るチャンスがあります。ぜひ一度台湾留学について考えてみてください。
学生2
台湾に来て7ヶ月となりました。台湾に実際住んでみて、台湾は日本人にとって、とても暮らしやすい環境だと思います。また、クラスも、3人から5人と少人数制と先生の質もよく、また、外国人には親切な台湾人の人柄で、台湾の学生との交流も日常で、中国語の勉強の環境もとてもいいです。そんな環境から、初心者からでも、来て4ヶ月程度で、会話ができるようになると言われています。
また中国大陸の中国語と台湾の中国語では、発音、文字等、違うのでは思う方もいるかと思いますが、先生は、標準な発音の中国語使い、また、中国大陸の簡体字、台湾の繁體字ですが、台湾の繁體字から勉強すれば、中国大陸の簡体字の勉強も難しくはないと思います。最近の新聞にも、中国人も台湾の繁體字を見直されてきていると書かれていました。
日本でも、中国語の需要が高まっていて、ここ東海大學には、さまざまな国から、学生が集まっています。留学期間、中国語の以外の勉強のほかに、学べたことは少なくないです。自分で機会を作っていけば、どんなチャンスもあることをも実感しました。是非みなさんには、留学制度を生かし、中国語だけではなく、台湾のことも知ってもらいたいですし、なによりも、人とは違った大学生活を送ってもらいたいです。