1. フィレンツェ大学との交換留学制度について
- 期間
- 1年(通常10月から)または半年
- 人数
- 1~2名(教育学部からも1~2名の予定)
- 授業料
- 授業料は不徴収。渡航費、宿泊費、生活費などは自己負担。
- 宿泊施設
- 学外のアパート(大学での斡旋はない)
2. フィレンツェ市について
トスカーナ州の州都であるフィレンツェは、13世紀から15世紀にイタリアルネッサンスの中心地として栄え、「花の都」として知られた人口45万人の芸術、歴史の香りあふれる都市です。ローマから列車で2時間、ミラノから列車で3時間半。
3. フィレンツェ大学について
フィレンツェ大学は、1321年に都市国家における大学として設立され、1923年、現在の形へと移行しました。24の学部(外科・先端医学部、実験医学・内科学部、神経・心理・薬学・小児科学部、病理学・実験科学・内科学部、健康医学部、生物学部、化学部、物理・天文学部、数学・情報科学部、地学部、統計・情報・応用科学部、経済・経営学部、法学部、政治・社会学部、建築学部、食品科学・環境学部、土木工学・環境工学部、生産管理工学部、情報工学部、農林水産学部、文哲学部、語学・文学・インターカルチャー学部、教育・心理学部、歴史・考古学・地理学・芸術・パフォーミングアート学部)から構成され、58,000名の学生が在籍する、ローマ、ボローニャ、ナポリ、ミラノ、バドヴァ大学と並ぶ、イタリア屈指の総合大学です。
履修可能な授業
学部の授業の履修も可能ですが、留学生用の授業は基本的にない模様です。フィレンツェ大学での授業に参加できるほどにはイタリア語が使えない場合、語学センターでのイタリア語教育等がメインになることになります。
学年暦(学部によっては学期の始まりが異なる可能性があります)
- Fall Semester: 10月~1月
- Spring Semester: 2月~6月
4. 語学センターのイタリア語の授業について
フィレンツェ大学の附属語学学校の場合、正規の交換留学生は無料で受けられます(個人で私立や市立の学校に通う場合はもちろん費用がかかります)。ただ人数が制限されており、申込みをすれば誰もが入れるということではありません。また「初級レベル」から開設されていますが、初習者は受け付けていません。
5. 単位認定について
フィレンツェ大学で履修した授業の単位は、群馬大学の単位として認定されます。単位認定の詳細は「交換留学制度とは」のページを見てください。
6. その他
- フィレンツェ大学のHP(イタリア語)
- フィレンツェ大学語学センターのHP(英語)
- イタリア文化会館のHP(日本語)
フィレンツェ大学への出願はイタリア語の既習者のみ可能です。フィレンツェ大学は、イタリア語初習者は受け入れていませんので、授業などでイタリア語を履修していない学生は、授業を聴講したり、テレビ・ラジオのイタリア語講座などを活用したりして、イタリア語を学習しておいてください。
出願に関しては、保証人 (保護者)、ゼミ担当教員 (アカデミックアドバイザー) の了解を得ておいてください。