【社会情報学部】社会情報学シンポジウム2019を開催

 群馬大学社会情報学部では、2020年2月14日に群馬大学荒牧キャンパスにて、社会情報学シンポジウム2019を開催し、学内外から190名 ほどの学生と市井の方々の参加がありました。

 

 今回のシンポジウムでは、2015年9月の国連総会で採択された、2016年~2030年までの15年間にわたる国際的な目標・行動の指針「SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)」の中で、特に地域や情報に関わる目標について取り上げました。

 社会情報学部附属社会情報学教育・研究センターの森谷 健センター長の挨拶及び社会情報学部平田知久准教授によるイントロダクションの後、災害情報学が専門の理工学府金井昌信教授から「備えあれば、うれいなし?~防災の目的を再考する~」と題した報告がありました。

 続いて、多文化共生が専門の社会情報学部結城恵教授から「ひとりひとりの「ちがい」って何だろう?~人的多様性の活かし方を再考する~」と題した報告がありました。

 各報告の後、参加者から熱心な質問が出て活発な意見交換が行われ、アンケートやコメントカードには、「防災、多文化共生に対する意識が変わった」、「防災、多文化共生が合わさるところにSDGsの課題が見えた」といった感想が見られました。

 

 今後は、アンケートのリクエストにも応答するべく、SDGsと公的セクター、あるいは法律分野との関係について、研究情報発信に努めていくことができればと考えています。

 

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