ホワイト物流を実現する業界横断型共同輸送マッチングサービス事業がNEDO助成事業に採択されました

 日本パレットレンタル株式会社(代表取締役社長:加納 尚美、本社:東京都千代田区、以下JPR)と国立大学法人群馬大学(学長:平塚 浩士、以下 群馬大学)および学校法人明治大学(学長:土屋 恵一郎、以下 明治大学)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した助成事業「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」において、「ホワイト物流を実現する業界横断型共同輸送マッチングサービス」を提案し採択されました。助成期間は2022年2月28日までとなります。

 物流業界では人手不足が顕在化しつつあり、個別最適化から全体最適化へ、競争から共創へのシフトが強く求められています。JPRは、異業種企業による共同幹線輸送などの取り組みを支援してまいりましたが、このような取り組みを物流業界全体に展開していく仕組み作りが重要であると考えています。採択事業では、AI技術を活用し、連携・協働するメリットが高い企業同士を結びつけるマッチングシステムを構築します。

■群馬大学の役割

群馬大学は社会情報学部ソーシャル数理研究室(吉良知文准教授、市原寛之研究員)が参画し、数理最適化(※5)や協力ゲームの理論(※6)の立場から、共同輸送マッチングシステムのコアエンジン(AI)の開発を支援します。

※5)膨大な組合せの中からベストな選択肢を見つけ出すための数学理論

※6)複数の事業者による協力が成立するための条件や協力時の公平な費用負担などを議論する数学理論

 

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