歴史的概念としての公共圏
代表的具現の公共圏
君主制での宮廷の儀式、教会の儀式 → 一般臣民・信者という「観衆」の前で演じられた
この段階では「公衆」は誕生していない
コーヒーハウス
17世紀〜18世紀にかけて、ロンドンで流行。17世紀末に2000軒、18世紀には3000軒
商人、知識人、貴族が固定客に → もっぱら男性が参加
サロン
主に18世紀フランスで盛んになった。経済的に非生産的で政治的に機能しない貴族、有力な文筆家、芸術家、科学者の結合した社交界。
会食クラブ
18世紀ドイツで盛んになる → 母国語の愛護運動
当初は芸術作品の消費者・読者・観衆・聴衆、作品の善し悪しについて議論する評論家
→ 次第に政治的な機能
文芸的公共圏 → 政治的公共圏へと変化
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