
【以下にお示しするのは,過去に開催されたシンポジウムの資料です】
シンポジウムのお知らせ
社会情報学部シンポジウム2013
災害ボランティアの役割と課題
災害時における連携の仕組み,これからの支援活動のあり方
- 開催日時: 2013年5月31日(金)14:20〜16:30
- 会場: 群馬県前橋市荒牧町4-2 群馬大学荒牧キャンパス(ミューズホール)
趣旨
2011年3月11日に発生した東日本大震災は,関東および東北地方を中心に死者15,880名,行方不明2,694名,負傷者6,135名,震災関連死2,303名という甚大な被害をもたらしました。この未曽有の大災害を目の当たりにして,大勢の人々が,被災者のために何かしたいという気持ちにかきたてられ,ボランティアとして様々な支援活動に従事しました。こうしたボランティアの活動は,被災者支援,被災地復興の大きな力となり,震災から2年が経過した現在も,重要な役割を果たしています。
しかしその一方で,組織化されていないボランティアの受入れは,被災地の負担になるケースもありました。宮城県石巻市における災害支援では,行政,災害ボランティアセンター,NPO等の連携が成功したといわれており,この連携の仕組みは「石巻モデル」と呼ばれています。本シンポジウムでは,「石巻モデル」のなかで大きな役割を担った「石巻災害復興協議会」の活動について,同協議会専務理事である中川政治氏にご講演を頂きます。災害時におけるボランティアやNPOの活動,行政とボランティア・NPO等との連携のあり方など,今回の経験を今後にどう生かすべきか,改めて考えたいと思います。
プログラム
- 14:20 開会
- 14:20〜14:30 ご挨拶 群馬大学社会情報学部教授・学部長 森谷 健
第1部 基調講演
- 14:30〜15:30
- テーマ:「石巻におけるボランティア,NPOの貢献」
- 講師:みらいサポート石巻(旧石巻災害復興支援協議会) 専務理事 中川 政治 氏
第2部 パネルディスカッション
- 15:40〜16:30
- テーマ:「ボランティアの役割と課題,大学との連携」
- パネリスト: 桐生災害支援ボランティアセンター代表 宮地 由高 氏
- 学生ボランティアサークル シェアジアース代表 群馬大学医学部医学科4年 山極 和貴
- 16:30 閉会
- コーディネーター:群馬大学社会情報学部教授 西村 淑子
- 主催:群馬大学社会情報学部附属社会情報学研究センター
お問い合わせ先
群馬大学社会情報学部 行政法研究室 西村淑子
〒371-8510 前橋市荒牧町4-2 TEL&FAX:027-220-7492
Email:yoshiko@si.gunma-u.ac.jp