
【以下にお示しするのは,過去に開催されたシンポジウムの資料です】
2008年度 社会情報学シンポジウムのお知らせ

コンピュータを介したコミュニケーション(Computer Mediated Communication, CMC)は,高度情報社会といわれる今日ではありふれた現象となっていますが,顔も声も分からない相手とのやりとりは,これまでわたしたちが経験したことのない新しい経験様式といえます。こうした新しいコミュニケーションのあり方は,わたしたちの人間関係や交流のあり方を,全く変えてしまうのでしょうか。それとも,オフラインで行っているやりとりをそのまま反映させたコミュニケーションがオンラインでも維持されるのでしょうか。
今回の社会情報学シンポジウムは,ジェンダー分析という視点からCMCをご研究なさっている根村先生(日本大学教授)をお迎えし,ヴァーチャル・ワールドにおける「自己」が,これまでのコミュニケーションのあり方を変えるのか,変えるとしたらどのように変えるのか/変えていくべきなのか,といった問題について考えたいと思います。
- 日時:2009年1月23日(金)13時00分〜16時30分
- 場所:社会情報学部205教室(荒牧キャンパス)
- 主催:群馬大学社会情報学部「親密圏の変容」研究プロジェクト
- 入場無料
会場への交通手段は,交通アクセスのページをご覧ください。
スケジュール
1.基調講演 (13:00〜14:00)
- 講師:根村直美(日本大学経済学部教)
- テーマ: コンピュータを介したコミュニケーション論の再構築
― ジェンダー分析の新たな視点 ―
質疑応答(14:00〜14:20)
2.シンポジウム (14:30〜16:30)
CMC社会における自・他意識のゆらぎ
- コメンテータ:
- 根村直美(日本大学経済学部教授・倫理学)
- 伊藤賢一(群馬大学社会情報学部准教授・社会学)
- 田代亜紀(群馬大学社会情報学部講師・法学)
問い合わせ先
- 群馬大学社会情報学部 TEL:027-220-7403