○一番新しい論文は、
「言語的運用力の強化という機能」に即して---日本語教育の「日本事情論」的展開に向けて」、
『21世紀の「日本事情」----日本語教育から文化リテラシーへ----』
(第4号、Pp.68〜84)、2002年11月、くろしお出版。


○最近数年間のホットニュースは、
上記の掲載誌(年間学術雑誌)の共同編集者としての創刊でしょうか。

年刊雑誌の体裁を採っていて、
雑誌名は『21世紀の「日本事情」---日本語教育から文化リテラシーへ---』です。
創刊号(全108頁)、第2号(全122頁)、第3号(全132頁)、第4号(全180頁)が出版されています。
編集は21世紀の「日本事情」編集委員会(佐々木倫子・桜美林大学、
砂川裕一・群馬大学、長谷川恒雄・慶応大学、細川英雄・早稲田大学)で、
くろしお出版(東京)から毎年秋に出版されています。


内容は、日本語・日本事情や文化リテラシーとその教育に関する研究のための学術雑誌で、
一般の書店で市販されます。
理論的考察の深化、調査研究の展開、実践的思考の蓄積、
そして関連情報の共有を目指す年間の理論誌です。
本誌は「日本語・日本事情」を取り巻く学問的情況に対するあらゆる角度からの吟味検討を呼びかけ、
前世紀末の変動をにらみつつ第二言語教育や文化リテラシー教育の新たな立脚点と
具体的な展開を模索しようと呼びかけることを趣旨としています。
「日本事情」とその間聯領域(言語学、日本語学、国語学、日本語教育学、
国語教育学、言語習得論、学習心理学、発達心理学、比較文化論、
異文化間コミュニケーション論、異文化間教育学、文化人類学、国際関係論、
日本事情論、社会学、コンピュータ教材開発、また、日本研究・日本学として概括される
文学や歴史や宗教などの諸領域)に関わる研究成果を発掘し集約できるメディアとして、
また萌芽的な知的試みを積極的に促すメディアとして、位置づけています。