対人魅力と作業効率の関係

                             鏡 幸枝

 「対人魅力」とは、私達が生活していくうえで、切り離せないものである。そして、その対人魅力というのは、様々な作業(課題)に対して、影響してくるのだろうか(どんな人とどんな作業(課題)を一緒に行うことが1番効率が良いだろうか?)と言うことを目的としたものである。対人魅力には好意と愛が存在するが、ここでは、好意(同性の友人)に注目して考えている。
 研究の方法として、米沢女子短期大学1年生60名を対象として、質問紙によるアンケート調査を行った。その結果は、次の通りである。
・対人魅力において、最も重視されていることは、「態度の類似性」だった。
・「初対面の人と行う個別作業」が、最も効率よく作業できると考えられている。