電子メール交換を通した異文化間接触による第一印象と対人魅力の関係

                          藤枝 智美

 1995年、Big Bend短大と米沢女子短期大学(以下、米短と省略)間での学生同士によるインターネットでの交流計画が提案された。1996年5月より、Big Bend短大と米短間で電子メールの交換が可能になり、昨年に引き続き電子メール交換による異文化間交流が行われることになった。
 そこで、”身体的魅力を持った人に対して良い第一印象が形成されるだろう”という仮説、”第一印象が良かった相手には、良い印象を持ち続けるだろう”という仮説、”第一印象があまり良くなかった相手でも、類似した態度を持つ他者に対しては、印象の回復が見られるだろう”という3つの仮説についての調査を行うことにした。
 今年は、電子メールクラブに所属している人の中から参加者を募集したところ、14名が参加することになった。この14名にメール交換をしてもらい、事前アンケート-1、2、事後アンケートに回答してもらった。
 今年は、こちら側の説明不足だったこともあってか、メール交換をした人が1人もいなかったため、仮説に対する回答を出すことができなかった。