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１９９５年、Big Bend短大と米沢女子短大（以下、米短と省略）間での学生同士によるインターネットでの交流計画が提案された。１９９６年春より、Big Bend短大と米短間で電子メールの交換が可能になり、昨年に引き続き今年も電子メール交換による交流が行われることになった。 昨年と違うところは、Big Bend側も米短側もホームページに顔写真を取り入れ、相手の顔を見ることが出来るようにしたことである。 そこで、相手の顔写真を見ることで身体的魅力による対人魅力が形成されるという仮説、自己の開示や相手との類似性を見つけることによって、お互いの仲が親密化されるという仮説についての調査を行うことになった。 参加者を募集したところ１５人が集まり、その中から６人を選出。調査対象期間は５月中旬から７月下旬とし、事前・事後アンケートとインタビューを行った。 それらの回答結果から、全体的には、アメリカの学生に対しての印象や感情が好意的なものに変化したといえる。身体的魅力と対人魅力の関わりに関する仮説については、明確な裏付けはされず、自己の開示や類似性と親密化に関する仮説についても確実に裏付ける結果は出されなかったが、これについては興味深い回答を得ることが出来た。 |