群馬大学 社会心理学研究小集会(第2回)のお知らせ

 群馬大学内外の社会心理学およびその関連領域における研究交流を促進
するため、研究集会を企画しました。
 その2回目として、神信人先生にお願いして次の要領で研究会を開催い
たします。
 今回の会場は東京都内です。皆さんの参加をお待ちしております。

日 時:2008年7月26日(土) 14:30〜16:30
場 所:「コラボ産学官プラザ in TOKYO」6階大会議室
     (朝日信用金庫 船堀センター6F:アクセス
発表者: 神 信人 氏(淑徳大学総合福祉学部 准教授)
演 題: 集団間に生じる敵意の連鎖とその心理的背景
参加費: 無料

発表概要:
 集団間に差別や憎悪といった負の感情が生じるのはなぜか。社会心理学では、
この問題を主に個人の心理過程から説明してきた。しかし、こうした負の感情の
多くは、相互作用の産物である。実際、民族間の憎悪の多くは、過去の軋轢の上
に存在する。そこで今回は、これら負の感情を、異なる集団の成員間で行われる
相互作用の産物として捉える枠組みを提示し、さらにその相互作用をもたらして
いる心理過程の存在を、実験によって明らかにする。

問い合わせ先: 柿本敏克(群馬大学) kakimoto@si.gunma-u.ac.jp

今年度の予定等
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