学びのリテラシー(2) / 人間関係の諸相

    柿本 敏克 (カキモト トシカツ)
    単位:2単位
    講義日時1:後期 水曜日 3-4時限


    ■キーワード
     人間関係,人間関係観,発表とフィードバック

    ■授業の目標および期待される学習効果
     目標は2つ。第1に人間関係についての理解を、他者の人間関係観を知ることを通して深める。第2に、
    自分が他者にどのように接しているかを、他者の前での発表とそのフィードバックをとおして確認し、改善
    できるか考える。同時に、他者の発表を観察し分析することで観察力・分析力を養う。 

    ■授業の概要
     教科書に基づいて受講生全員に人間関係に関わるテーマをひとつ自ら設定してもらい、順に20分程度で発
  表してもらう。発表後、そのテーマについて参加者全員で討論する。また発表スタイルに関して互いに批評
  する。
 
    ■授業内容のレベル
     発表の質、議論の質による。 

    ■履修資格
     人間関係に関して考察し、他者と議論する意欲のあるもの。 

    ■関連授業科目
     社会心理学,人間関係論, 社会行動基礎実習, 社会行動応用実習

    ■テキスト
     安藤香織・杉浦淳吉(編著)暮らしの中の社会心理学(ナカニシヤ出版、2012年)

    ■授業の形式
     実習形式 

    ■評価
     発表30%、討議への参加30%、最終レポート40% 

    ■メッセージ
     毎回の出席と討論への参加を重視する。

    ■授業の展開
    第1回 導入 
     講義の進め方、目的への導入(人間関係研究の紹介など) 

    第2回 発表の例示、発表順とテーマの決定 

    第3回 第1回発表および討論 
     受講生1〜2人(各20分)による発表および討論 

    第4回 第2回発表および討論 
     a) 前回発表のフィードバック・分析 
     b) 受講生1〜2人(各20分)による発表および討論 

     以下第14回まで同じ。 

    第15回 総合考察とレポート課題提出