担当教員　　　柿本　敏克


キーワード　
　対人コミュニケーション, マス・コミュニケーション, 電子コミュニケーション, リーダーシップ

目標
　人と人との意志疎通の問題としてのコミュニケーションに関して、主として（社会）心理学、グルー
プ・ダイナミックスの観点から学ぶ。　

授業の概要
　人のコミュニケーション活動の諸様態を、主として（社会）心理学とグループ・ダイナミックスの視点
から論じる。そこでのコミュニケーション研究の対象は、大きく対人コミュニケーションとマス・コミュ
ニケーションの２つの領域に分けられる。この講義ではこれらを（後者は軽めに）概観した後、近年利用
者の増えてきた電子コミュニケーションの問題に触れる。最後にリーダーシップ研究を、集団のコミュニ
ケーションという観点から取り上げる。

レベル
　全般に専門的な内容であるが、そのなかでも前半は概論的なもの、後半は各論的なものになる。

テキスト
　特に指定しない。

参考書
　講義中に参考文献リストを示す。

形式
　講義形式

評価
　授業への出席・参加状況と最終レポートによる。

展開
第１回　ガイダンス　―さまざまなコミュニケーション論―
　この講義全体の構成を概観する。

第２回　対人コミュニケーション論I
　コミュニケーション事態記述のための各種モデル、およびNVC。

第３回　対人コミュニケーション論II
　（続き）

第４回　対人コミュニケーション論III
　欺瞞のコミュニケーション。

第５回　対人コミュニケーション論IV
　小集団内のコミュニケーション、および説得的コミュニケーション。

第６回　記号論的コミュニケーション論
　「コミュニケーション」の一般論としての記号論的コミュニケーション論。

第７回　マス・コミュニケーション論I
　マス・コミュニケーション論の背景を説明する。

第８回　マス・コミュニケーション論II
　マス・コミュニケーションについての個別研究を紹介する。

第９回　電子コミュニケーション論I
　電子コミュニケーション論の背景を説明する。

第10回　電子コミュニケーション論II
　電子コミュニケーションについての個別研究を紹介する。

第11回　電子コミュニケーション論III
　（続き）

第12-14回　リーダーシップ研究I,II,III,
　集団のコミュニケーションとしてのリーダーシップ研究の概要と各論

第15回　全体のまとめ


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