日本生態学会(松山)自由集会
生態学者よ、街に出よ!Part4研究活動と企業環境活動の架け橋」とサテライト企画

※住友林業新居浜社有林見学ツアーの詳細は、こちらをご覧下さい


企画者:石川真一(群馬大学社会情報学部) 足立直樹(株式会社レスポンスアビリティ)、可知直毅(首都大学東京)

開催日 2007年3月22日 18:00-20:00
会場 愛媛大学共通教育講義棟 Room H

本自由集会はこれまで、いくつかの企業のCSR(企業の社会的責任)部門にご所属の方々を招き、企業による緑地保全や生物多様性保全活動の現状をご報告いただいた。これらの報告で、環境方針に緑地の創生や生物多様性の保全を明確に掲げ、具体的な環境活動としてすでに実行している企業が多くあることがわかった。

その一方で、これらの企業の方針や活動は必ずしも学術的に裏付けられたものでない場合があることと、企業はそのような”学術的裏付け”を大いに欲していることも明らかになった。まさしく、今後は企業と学術研究者の「協働」が不可欠となっていくといえる。

そこで今回は、企業が現在実際に行っている緑地の創生や生物多様性の保全の取組みに対して、研究の現場にいる方々から専門的立場からのコメントやご提案をいただくため、パネルディスカッション形式で意見交換を行った。企業の環境活動にご関心、ご意見のある研究者、学生の方々に多数ご参加いただいた。

話題提供企業・演者:
住友林業株式会社環境経営部 佐藤裕隆 
  住友林業の環境取り組み(社有林、木材調達、まなびの森、海外植林)
積水ハウス株式会社環境推進部 佐々木 正顕 
  積水ハウスの「5本の樹」プロジェクトについて
サラヤ株式会社 代島 裕世、中西 宣夫 
  サラヤの熱帯林保護活動について
パネリスト/コメンテータ:
首都大学東京 可知直毅
明治大学  倉本 宣 

司会:
株式会社レスポンスアビリティ 足立直樹


<サテライト企画>
1. 企業環境報告書の展示・配布
 約20社の環境報告書を学会会場内で展示します。お持ち帰り自由です。いろいろな活動報告がなされていますので、ぜひご一読を。

2. 住友林業新居浜社有林の見学ツアー
旧別子銅山の植林による自然回復の状況の視察
住友林業社有林における森林施業、環境配慮の取り組みの視察
を行います。3/23朝8時発、18時頃松山空港において解散の予定です。
ご希望の方は、事前にお申し込みください。
申込先:
3/16までは、
 ishikawa@si.gunma-u.ac.jp (石川真一)または
 adachi@responseability.jp (足立直樹)
  ※スパムメール防除のため、アットマークは2バイト文字になっています。
に氏名をご記入してメールをお送りください。
3/17-3/22は、学会会場の掲示板に申し込み用紙を掲示しますので、こちらにご記入下さい。
見学ツアーの詳細は、こちらをご覧下さい
生態学会松山大会に関する詳しい情報は、こちらをご覧下さい。