表9 +0℃または+2℃上昇下での、2061年における現存量および純生産速度を、現実的な値にする各光環境の存在比の検討結果の一例
+0℃下での2061年における現存量または純生産速度が、温帯落葉樹林での実測値(ホイタッカー 1975)に合うように、各光環境の存在比を操作した。
これらの結果を用いて、+2℃上昇下での、2061年における現存量および純生産速度を推定した。
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各光環境の存在比※2 |
シミュレーション値 |
温帯落葉樹林実測値 |
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光3% |
光9% |
光13% |
光100% |
計 |
+0℃ |
+2℃ |
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現存量(ton ha-1)※1 |
0.300 |
0.303 |
0.258 |
0.139 |
1.000 |
300.0 |
317.0 |
300.0 |
純生産速度(ton ha-1 yr-1) |
0.300 |
0.300 |
0.299 |
0.101 |
1.000 |
12.0 |
13.3 |
12.0 |
※1成木を含む
※2解は実際には多数あると思われる