図5 クヌギの1/RGRと個体重量の関係の推定結果
図3で示された推定結果をもとにして、クヌギ人工林の樹齢2年〜50年の各樹木について個体重量を鈴木(2010)の方法で推定し、その2年の間の差分を個体重量の増加として、以下の式よりRGRを算出した。
 (RGR, Kg Kg-1 yr-1)=(1年間の個体重量の増加, Kg)/(2年間の個体重量の平均値)
これら結果をもとに、KaleidaGraph4.1で非線形回帰を行った。非線形回帰に用いた式は、1/RGRの3次関数である。
この関係式の逆関数を用いると、クヌギの個体重量からRGRを推定できる。