牛肉等の消費回復に向けた職員等への情報提供について

農林水産省発表

 

BSEに関しては、現在感染源・感染ルートの究明に全力を挙げて取り組むとともに、畜産農家や関係事業者に対する関連対策の徹底を図っているところでありますが、風評被害により牛肉等の消費が落ち込んでおります。風評被害を沈静化し、牛肉等の需要の回復を図るためには、消費者に対してBSEに関する正しい知識を提供し、正しい理解を深めてもらうことが何よりも重要と考えており、このため、昨年以降、BSE関連対策や政府広報を活用して、新聞、テレビ等あらゆる媒体を通じて正確な知識の提供に努めてきているところです。

消費者・国民の正しい理解を得るためには、まず「隗より始めよ」の言葉どおり、我が省の職員がBSE問題を省全体の課題と理解してこれに取り組んでいくことが必要であると考えており、このためには、我が省職員がBSEについての正確な知識を理解・共有し、これを家族や親戚、友人知己とのコミュニケーションの中で広げていくことが迂遠なようではあるが、着実な効果を上げるものと考えております。

今般、生産局において、BSEに関する理解を深めるためのわかりやすい資料を用意しましたので、各局庁におかれましては、これを本省のみならずすべての出先機関の職員に至るまで配布し、周知していただきたいと考えております。併せて、今後各局庁において、都道府県や各種系統組織を集めた各般の会議が予定されていると思われますが、それらの会議の場も活用し、できるかぎり、BSEに関する知識の提供・徹底、理解の促進に努めていただきたいと考えております。各局庁におかれましては御多忙中とは存じますが、趣旨を御理解の上、御協力方よろしくお願いいたします。

解説文(PDF形式)